志摩地中海村は事業活動を通じて、お客様、従業員、地域のみなさまにより良い価値を提供することを目指し、いろいろな取り組みを行なっています。 これらの取り組みにより、持続可能な開発⽬標(SDGs)の達成にも貢献していきます。

従業員のモチベーションや能力の向上に向けて、いろいろな取組を進めています。スペインへの海外研修や社内のさまざまな研修を通じて、自身のスキルアップへの取り組みを実施しています。また、三重県志摩市ならではの環境を生かした働き方（仕事も余暇も充実できる暮らし）を推奨し、 地域雇用や移住労働者の受け入れを積極的に行っています。また、当社は2023年に「もにす認定制度（障害者雇用に関する優良な中小事業主に対する認定制度）」の認定企業に登録されました。今後も働きやすい環境を維持し、雇用の促進と安定に取り組んでまいります。

取り組み例

• スペイン視察研修
• 各部署に応じた社内研修
• 動画を用いた研修
• もにす認定制度の認定企業に登録(2023年)

女性活躍を目指した職場環境づくりを推進しています。能力やモチベーションを公平に評価する制度を導入し、誰もが活躍できる機会を作っています。

取り組み例

• リーダー以上の役職者17名中3名(17.6％)が女性(2023年7月現在)
• パートタイマーの中でも従業員の模範となる人材をパートリーダーに位置付ける制度を設け、現在6名(フロント1名、カフェ1名、ショップ1名、客清掃3名)の女性が活躍中

LGBTQ に関する研修などを通じて、LGBTQに関する理解と多様性に関する知識向上を目指します。LGBTQのお客様に対し、特に意識をしないフラットな接客を心がけています。

取り組み例

• LGBTQ研修
• 三重県初のフレンドリーホテルに認定
• LGBTブライダルショーの開催
• ジェンダーフリーの施設として男女兼用マークのトイレを増設

三重県志摩市の特産品を利用したメニューやオリジナル商品の開発・販売を行っています。また、地元高校生や社会福祉協議会との交流や地元イベント並びにPRイベントへの参加、地域のみなさまと共同で行う清掃活動等にも積極的に参加しています。

取り組み例

• お部屋用のお菓子として社会福祉協議会「はばたき」「えりはら」で作られたオリジナルクッキーを導入
• 水産高校の生徒さんが釣りあげたカツオを利用したメニュー開発
• 志摩の特産品「あおさ」や「オリーブ」を使った商品の開発や販売
• 地元高校生が考案したカフェのメニュー化
• 地域で実施されるイベントへの参加
• スタッフによる周辺の清掃活動、地域のみなさまと共同清掃活動

災害発生時における早期の事業回復を目指すとともに、南海トラフ大地震など大規模災害発生時には被災者の受入れから地域の復興まで宿泊施設の特性を生かした貢献を行いたいと考えています。

取り組み例

• 志摩市と株式会社志摩地中海村間で「大規模災害時における避難所としての使用に関する協定」の締結（2020年4月）
• 地元自治会との連携を重視し、防災並びに災害支援に関する検討を共同で行っている。特に南海トラフ大地震などの大規模災害発生時には従業員、地域住民、観光客の避難場所となるべく準備を進めている。
• 地元自治会、志摩市市の防災技術指導員が参加のもと、避難時の注意点等、村内の確認作業を実施(2021年)。スタッフ1名が防災士を取得(2023年)。現在、防災用の井戸掘削なども実施予定

志摩地中海村では、2018年より伊勢志摩国立公園内、横山展望台・天空カフェテラス「ミラドール志摩」の運営を環境庁より受託しており、毎年売上の一部を伊勢志摩国立公園自然ふれあい推進協議会に環境保全還元費として寄付しております。環境保全還元費は、展望台内の伐採等の環境の管理作業のために使用されております。

取り組み例

• 「ミラドール志摩」の売上の一部を環境保全還元費として寄付の実施(2019年～継続中）